【開催期間】旧暦8月1日・2日
旧暦8月1日と2日に硫黄島で行われる「八朔太鼓踊り」は、八旗を背負い、鉦(かね)叩きと称される唄い手とそれを囲む十名の若者たちが太鼓を叩きながら掛け声と共に踊る勇壮な伝統行事です。踊りがひと通り終わった頃、異様な面を被った「メンドン」が現れ、手にした神木で見物人を追いかけて悪霊祓いをします。2日目の踊りが終わると人々は海岸に出て鉦や太鼓を打ち鳴らし、島中の悪霊を海に捨てる「タタキ出し」を行います。2018年にはユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録されました。
※祭り・イベントは中止や延期、縮小による開催内容の変更などが生じる場合があります。おでかけの際は、各自治体や観光協会等へ最新情報をお問合せください。