三島エリア

柱松

硫黄島(鹿児島県)

【開催期間】令和6年は8月15日

柱松(はしたまつ)は、平家討伐の陰謀を企てたとして島流しの刑に処された俊寛僧都の生涯を哀れみ悼む「俊寛の送り火」ともいわれ、お盆の最後に催される硫黄島の伝統的な盆行事です。大名竹を組んで作った高さ12mと8mの大きなたいまつのてっぺんに向けて、男衆が火のついた長さ30cmの松のたいまつを投げ入れますが、最初に火をつけた人は福男とされ、幸運が訪れるといわれています。たいまつに火がついて燃え出すと盆踊りの始まりです。この柱松の火は、海を越えて口永良部島からも見えるそうです。

※コロナウイルス感染拡大防止のため、中止や延期、縮小による開催内容の変更などが生じる場合があります。おでかけの際は、各自治体や観光協会等へ最新情報をお問合せください。