山口県見島エリア

山口県の最北端、萩市沖約45kmに浮かぶ小さな離島。島の周囲には暖流の対馬海流が流れているため、気候は温暖で雪が積もることはほとんどなく、豊富な海の幸にも恵まれています。渡り鳥の中継地であることから、バードウォッチングの聖地として知られているほか、国指定天然記念物「見島牛」の産地としても有名。また、古くから大陸との交易があり、「見島ジーコンボ古墳群」などの歴史スポットもあります。

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このエリアの魅力

約350種以上の野鳥が確認された、バードウォッチングの聖地

日本海に浮かぶ見島は渡り鳥の中継地として知られ、これまでに約350種以上の野鳥が観察されています。カワセミやオオルリをはじめ、時にはめずらしいヤツガシラやヤマショウビンと出会えることも。年間を通じて様々な野鳥が飛来しますが、4~5月のベストシーズンには、冬鳥と夏鳥を同時に観察できます。島内には、野鳥観察小屋が設けられた「見島ダム」や、その下流に広がる水田地帯「八町八反」など、野鳥の観察スポットが多数あります。

“牛の形の島”に生息する国指定天然記念物・見島牛

面積約7.8平方キロメートルの見島を上空から見ると、まるで牛のようなユニークな形をしています。そんな見島で古くから飼育されているのが見島牛。離島という環境のおかげで西洋種との交配を免れ、日本在来種の特徴をよく残していることから、昭和3年(1928)には「見島ウシ産地」として国の天然記念物に指定されました。一時は飼育頭数が激減していましたが、現在は90頭ほどまで回復しており、春~秋には島内の放牧場でその姿を見ることができます。

断崖に立つ観音堂や灯台など、水平線が広がる絶景スポット

見島には美しい海景色を堪能できる絶景スポットがたくさんあります。なかでも、全国で3カ所しかないといわれる正観音を祀る「観音崎 宇津観音堂」は、海に面した崖の上にお堂が立つ神秘的な景勝地。そして島の最北端にある「北灯台」は、海に長く突き出た半島にあるため、水平線から昇る朝陽と沈む夕陽を同じ場所で見られる全国的にもめずらしいスポットです。また「砂見田海水浴場」では、美しい白砂のビーチで海水浴が楽しめます。

モデルプラン

見島で渡り鳥や海辺の絶景に癒される1泊2日プラン

見島の主な観光スポットは、島の南側にある本村エリアと、北東側にある宇津エリアの周辺にあります。本村エリアには、渡り鳥の観察に適したダムや水田があり、古墳群をはじめとする歴史スポットも点在。そして宇津エリアには、観音堂や灯台など絶景スポットのほか、海水浴場やキャンプ場もあります。2つのエリアは徒歩なら約40分、島内で借りられるレンタサイクルを使えば約20分で移動でき、のんびり島内めぐりが楽しめます。

主なアクセス

萩商港から見島へ

  • 1萩海運(高速船)/萩商港~本村港(見島)1時間10分/1日2~3便
  • 2萩海運(高速船)/萩商港~宇津港(見島)1時間45分/1日2~3便
時刻表など詳細:

萩海運公式サイト

※船便は季節により変動・運休する場合があります。

旅のヒント

島には2つの集落があり、それぞれ港がある

見島は大きく2つの集落に分かれており、「本村港」と「宇津港」の2つ港があります。どちらの港へも、アクセスの拠点となるのは山口県萩市にある萩商港。萩商港から高速船が出港し、島の南側にある本村港に立ち寄ったあと、島の北東側にある宇津港に着岸します。島内で宿泊する場合は、旅館の場所を確認して下船しましょう。

島内の移動は、徒歩または自転車を利用

見島の主な見どころや旅館・飲食店などは、港を中心とする2つの集落周辺にあります。島内に公共交通機関はありませんが、本村エリアから宇津エリアへは、徒歩約40分で移動可能。また本村港の近くでレンタサイクルを借りられるほか、自転車を高速船に乗せて島へ渡ることもできます。

萩市を拠点に、気軽な日帰り旅も楽しめる

萩市から見島へ渡る高速船は、3~8月は1日3便、9~2月は1日2便運行しています。時期によってダイヤは異なりますが、いずれも午前中に見島へ渡り、夕方に萩市へ戻ることができるため、日帰りのプチトリップもOK。バードウォッチングを楽しんだり、島の見どころを巡ったり、じっくり堪能するなら1泊2日がおすすめです。