利尻・礼文エリア

礼文島の希少な高山植物と出合う2泊3日プラン

利尻島(北海道)礼文島(北海道)

礼文島では、固有種のレブンアツモリソウやレブンウスユキソウをはじめ、春から秋にかけ約300種の高山植物が咲き誇ります。そんな“花の浮島”での花畑トレッキングを中心としたプランです。利尻島の「姫沼」や礼文島の「スコトン岬」「澄海岬(すかいみさき)」など自然を感じる絶景巡りや、島ならではの海の幸も楽しみましょう。

Summery

1日目午前:レンタカーで島一周ドライブ

まずは午前中に、鴛泊港フェリーターミナルで車をレンタル

島の中央部に、標高1721mの利尻山がそびえる

稚内港フェリーターミナルから早朝発のフェリーに乗船し、約1時間40分で利尻島の鴛泊(おしどまり)港フェリーターミナルへ。フェリーターミナル周辺や鴛泊市街でレンタカーを借り、利尻島一周ドライブへと出発しましょう。

<次のスポット[沓形市街]まで>
車で約20分

昼食は、沓形市街で島の名物・ウニなどの海鮮を満喫!

利尻島の生ウニは夏の漁期限定の味覚

まずは日本海を車窓に、島西部の沓形地区へ向かいます。昼食は市街地の食堂で、利尻の夏を代表する味覚・生ウニを食べましょう。利尻昆布を食べて育った採れたての新鮮なウニは、クセがなく爽やかな磯の香りとうま味が口いっぱいに広がる絶品です。「エゾバフンウニ」と「キタムラサキウニ」の2種類があり、島では前者が「ガンゼ」、後者は「ノナ」と呼ばれています。好みではありますが、濃厚な「エゾバフンウニ」の方が人気で、価格もお高めです。利尻のウニ漁は資源保護のため1年に約3カ月と決められており、漁期は「キタムラサキウニ」は例年6月上旬から9月末頃まで、「エゾバフンウニ」は6月中旬から8月末頃まで。熱々の白米の上に乗せた「ウニ丼」で、期間限定のおいしさを堪能しましょう。

※ウニ漁の時期は、利尻島内でも地区によって異なります。

 

<次のスポット[オタトマリ沼]まで>
車で約25分

1日目午後:利尻山を望む絶景スポット巡り

午後は利尻山が背後にそびえるオタトマリ沼へ

周囲には日本最北限のアカエゾマツの原生林が広がる

昼食後は、沓形市街から約18kmの島南部にある「オタトマリ沼」へ。周囲約1.1㎞と利尻島で一番大きな沼で、原生林に囲まれた1周約20~30分の遊歩道が整備されています。沼と山の景色とともに水辺散策を楽しみましょう。近くには土産店やレストハウスがあり、ウニ、ホタテなど利尻島の海産物も味わえます。

■スポット情報
オタトマリ沼(おたとまりぬま)
住所:北海道利尻郡利尻富士町鬼脇字沼浦
アクセス:鴛泊港から車で約30分
営業時期:5~10月(11~4月は閉鎖)
滞在所要時間:30分~1時間目安

<次のスポット[姫沼]まで>
車で約20~30分

夕方前に、姫沼で「逆さ利尻富士」の絶景を望む

天気が良く風の無い日には、水面に「逆さ利尻富士」が映る

オタトマリ沼から海岸線を約20km北上すると、湧水をせき止めてつくられた人造湖「姫沼」に到着します。原生林に囲まれたほぼ円形の沼で、湖畔を一周できる約1kmの木道も整備。歩きながら野鳥観察が楽しめるほか、風のない晴れた日には、湖面に映る美しい「逆さ利尻富士」が見られます。沼のそばの休憩舎の売店では、花や野鳥の写真などを購入することも。ここから鴛泊市街までは約4km。鴛泊市街に宿をとり、明日のトレッキングに備えましょう。

■スポット情報
姫沼(ひめぬま)
住所:北海道利尻郡利尻富士町鴛泊字湾内
アクセス:鴛泊港から車で約10分
営業時期:5~10月(11~4月は閉鎖)
滞在所要時間:30分目安

<次のスポット[香深(かふか)港]まで>
フェリーで約45分

2日目午後:鴛泊港からフェリーで礼文島の香深港へ

トレッキングの前に、礼文の海の幸で腹ごしらえ

魚介から滲みでる磯の香りが、塩ベースのスープとよく合う

宿をチェックアウトし、午前中は鴛泊市街をのんびり散歩。午後発の便で鴛泊港フェリーターミナルから礼文島にわたり、香深港近くの食堂で遅めの昼食をとりましょう。港近くにはさまざまな飲食店が揃っており、島自慢の海の幸が味わえます。寿司や海鮮丼、定食の定番どころはもちろん、ウニ、ホタテ、エビなどの新鮮魚介を贅沢に盛り込んだ、島ならではのラーメンもおすすめです。

 

<次のスポット[桃岩展望台]まで>
徒歩で約1時間

食後は高山植物が咲き誇る丘をトレッキング

利尻富士を望む全長7.1km、所要約3時間のトレッキングコース

礼文町の「町花」に指定されている、島固有種のレブンウスユキソウ。見頃は6~7月

お腹を満たしたら、いよいよトレッキングへ出発です。礼文島には7つのトレイルコースがありますが、比較的手軽な「桃岩展望台コース」に挑戦してみましょう。

香深港スタートで、断崖と青い海が続く西海岸や海に浮かぶ利尻山を眺めながら、大地を彩る高山植物の花畑を満喫できます。特に島内でも有数の高山植物群落という桃岩付近が見どころ。礼文島にのみ自生するレブンキンバイソウ(花期6月)や、淡白色の葉を薄く積もった雪にたとえたレブンウスユキソウ(花期6~7月)など、希少な植物を探してみましょう。6~8月にはピンク色の小さな花をたくさんつけるイブキトラノオも見頃となります。

終点の知床バス停からは、バスで香深港へ。香深地区に宿をとり、ゆっくり体を休めましょう。

 

<次のスポット[スコトン岬]まで>

車で約40分

3日目午前:礼文島の絶景岬巡りドライブ

遠くにサハリンを望む島最北の岬・スコトン岬

岩礁にアザラシがいることも。正面に見えるのは無人のトド島

最終日は香深港周辺でレンタカーを借りて、朝から礼文島北部の岬巡りドライブへ出発です。最初の目的地は、香深港から約25kmの「スコトン岬」。島最北に位置する見晴らしの良い岬で、晴れた日にはサハリンの島影を望むことができます。またアザラシの出没スポットとしても知られ、タイミングが合えば、岩礁でのんびりと寝転ぶアザラシが見られることも。

■スポット情報
スコトン岬(すことんみさき)
住所:北海道礼文郡礼文町大字船泊村字スコトン岬
アクセス:香深港から車で約40分
滞在所要時間:30分~1時間目安

<次のスポット[澄海岬]まで>
車で約10分

昼前に、澄海岬の澄み切った青い海を観賞

荒々しい岩肌と澄み切った海が、ここだけの絶景を生み出している

続いては、道道507号などを南下して島北西部にある「澄海岬」へ向かいます。ここの海の透明度は礼文島でも随一と言われ、切り立った岩肌の下に、真っ青に輝く美しい海が広がっています。湾のような地形のため、波が静かなことも海の透明度を引き立たせるポイント。海底の岩礁が見えるほど透き通った海と断崖絶壁が織りなす景勝を楽しみましょう。

 

■スポット情報
澄海岬(すかいみさき)
住所:北海道礼文郡礼文町大字船泊村字西上泊
アクセス:香深港から車で約30分
滞在所要時間:30分~1時間目安

<次のスポット[金田ノ岬]まで>
車で約15分

3日目午後:岬巡り&グルメを満喫して帰路へ

金田ノ岬を見学&周辺で旅最後のランチ

荒涼とした風景。奥に見えるのがスコトン岬とトド島

鮮度の良さがわかる刺身で、礼文の魚介を堪能

澄海岬から約8km、船泊湾に沿って北東へ車を走らせると「金田ノ岬」に到着します。船泊湾を挟んでスコトン岬の反対側に位置し、こちらもアザラシの見物スポットとして有名です。運がよければアザラシと出合えるかも知れません。岬見学はここで終了。岬周辺の食堂で、礼文島の旬の魚介を盛り付けた刺身定食や、名物のホッケを味わいましょう。ここから香深港までは約21km。レンタカーを返却し、夕方の便で稚内港フェリーターミナルへ。

■スポット情報
金田ノ岬(かねだのみさき)
住所:北海道礼文郡礼文町大字船泊村
アクセス:香深港から車で約30分
滞在所要時間:30分目安

<帰路へ>
稚内港フェリーターミナルまでフェリーで約2時間