150を超える数の神社が点在し、島全体がパワースポットといわれている壱岐島。せっかく島のエネルギーを享受するなら、壱岐市オリジナルの御朱印帳を携えての神社巡りがおすすめです。絶景や史跡、グルメも、島をぐるりと1周しながらのんびり満喫しましょう。
Summery
1日目昼:壱岐のブランド牛を堪能
「ヴィーナス」で壱岐に着いたら「壱岐牛」ランチ
壱岐へは、福岡県の博多港と壱岐の芦辺港(郷ノ浦港)間を九州郵船「ヴィーナス/ヴィーナス2」が運航しています。ジェットフォイルで約1時間。午前の芦辺港行きに乗船すれば、午前中には到着します。壱岐市オリジナル御朱印帳は芦辺港の観光案内所で販売しているので、このタイミングで購入しておくと良いでしょう。レンタカーを借りたら近くでランチを。頂くのは和牛のオリンピック「全国和牛能力共進会」で日本一の高品質な和牛に選ばれた「壱岐牛」。島育ちのブランド黒毛和牛がリーズナブルに味わえるのは産地ならではの特権です。 食事を終えたら観光スタート!
※「ヴィーナス/ヴィーナス2」についての詳細は下記にお問合せください。
<次のスポット[男嶽神社]まで>
車で約10分
1日目午後:壱岐の景勝地とパワースポットめぐり!
午後は「男嶽神社」などパワースポットをめぐる
壱岐は神社仏閣が多く、神々が宿る島といわれています。まずは古くから山岳信仰の聖地だった男岳山にある「男嶽神社」へ向かいましょう。拝殿裏の御神体の大岩にはパワーを感じます。次は「月讀神社」へ。神秘的なパワーが宿るとされる神社で、あらゆる願いを叶えてくれるそうです。静かにお祈りをしたらさらに、海に浮かぶ「小島神社」にも行ってみましょう。壱岐のモンサンミッシェルとよばれ、干潮時には参道が現れて島まで歩いて参拝することができます。神社それぞれで御朱印には個性が出るので、書いて頂いたらぜひ見比べてみましょう。
■スポット情報
男嶽神社(おんだけじんじゃ)
住所:壱岐市芦辺町箱崎 本村触1678
アクセス:芦辺港から車で約10分
滞在所要時間:30分目安
月讀神社(つきよみじんじゃ)
住所:壱岐市芦辺町国分東触464
アクセス:芦辺港から車で約10分
滞在所要時間:30分目安
小島神社(こじまじんじゃ)
住所:壱岐市芦辺町諸吉二亦触1969
アクセス:芦辺港から車で約10分
滞在所要時間:30分目安
<次のスポット[左京鼻]まで>
車で約10分
海岸の絶景「左京鼻」•「はらほげ地蔵」へ
神社を巡ってパワーをチャージしたら、海辺の景勝地を目指します。島の東海岸、八幡半島の先端に位置する「左京鼻」は約1kmに渡って続く断崖絶壁と海中に奇岩がそそり立ち、ダイナミックな景観が広がります。さらに、海女の里として知られる八幡浦の「はらほげ地蔵」へ。胸に穴が開いた6体の石地蔵が海に向かって並び、満潮時なら胸まで海に浸かった状態を見ることができます。
夜は島唯一の温泉郷・湯本温泉で宿泊です。
■スポット情報
左京鼻(さきょうばな)
住所:壱岐市芦辺町諸吉本村触1512
アクセス:芦辺港から車で約15分
滞在所要時間:30分目安
はらほげ地蔵
住所:壱岐市芦辺町諸吉本村触1342
アクセス:芦辺港から車で約10分
滞在所要時間:30分目安
<次のスポット[勝本朝市]まで>
車で約15分
2日目午前:絶景が広がる無人島クルーズへ
名物「勝本朝市」に立寄って「辰ノ島」クルーズへ
朝一番でまず訪ねたいのは、島の北端にある勝本港で約400年続く「勝本朝市」です。活気ある朝市を楽しんだら、勝本港から船で無人島「辰ノ島」へ向かいます。エメラルドグリーンに輝く海と、自然が創り出した奇岩や断崖絶壁の絶景に出合えます。観光渡船が3~11月に運航しており、島を周遊する遊覧クルーズや遊覧・上陸コースもあります。玄界灘の宝石箱と称される辰ノ島の絶景を満喫したら、勝本港に戻ってランチタイムにしましょう。
■スポット情報
勝本朝市
住所:壱岐市勝本町勝本浦204
アクセス:芦辺港から車で約20分
滞在所要時間:30分目安
辰ノ島
住所:壱岐市勝本町東触
アクセス:芦辺港から車で約20分
滞在所要時間:40分~目安
<次のスポット[勝本港]まで>
徒歩ですぐ
2日目午後:海鮮グルメと壱岐を代表する奇岩を訪ねる
壱岐名物「ウニ」と人気観光スポット「猿岩」を満喫
勝本港周辺で味わいたいのは特産のウニ。生ウニ丼や、ウニを炊き込んだ名物うにめしがおすすめです。定番のムラサキウニやガゼウニのほか、運がよければ幻のウニとよばれる赤ウニが味わえることも。お腹を満たしたら車で約30分、島の西側にある名所へ!黒崎半島の先端にそそり立つ高さ45mの奇岩「猿岩」はその名の通り、横を向いたサルにそっくりな岩がみられます。猿岩の駐車場裏手の坂道を上ると、昭和初期に造られた「黒崎砲台跡」があります。
観光を終えたら、再び湯本温泉に戻って連泊します。
■スポット情報
猿岩
住所:壱岐市郷ノ浦町新田触870
アクセス:芦辺港から車で約30分
滞在所要時間:30分目安
黒崎砲台跡
住所:壱岐市郷ノ浦町新田触807
アクセス:芦辺港から車で約30分
滞在所要時間:15分目安
<次のスポット[鬼の足跡]まで>
車で約30分
3日目:遺跡に触れて太古のロマンを感じよう
伝説が残る「鬼の足跡」と「岳ノ辻展望台」の絶景
湯本温泉を後にして、島の西側の景勝地を目指します。東シナ海に面した牧崎公園の断崖上にある大穴「鬼の足跡」は海蝕崖の先端が陥没してできたものですが、地元ではデイという大鬼が踏み抜いた跡だという伝説が残っています。自然の造形美に触れたら「岳ノ辻展望台」へ。島内屈指のビュースポットで、展望台からは島全体をぐるっと見渡すことができます。絶景を楽しんだら国の特別史跡「原の辻遺跡」へ向かいます。
■スポット情報
鬼の足跡(牧崎公園内)
住所:壱岐市郷ノ浦町渡良東触牧崎
アクセス:芦辺港から車で約35分
滞在所要時間:30分目安
岳ノ辻展望台(たけのつじてんぼうだい)
住所:壱岐市郷ノ浦町若松触398-1他
アクセス:芦辺港から車で約25分
滞在所要時間:30分目安
<次のスポット[原の辻遺跡]まで>
車で約20分
特別史跡「原の辻遺跡」で悠久の歴史に思いを馳せる
「原の辻遺跡」は邪馬台国と同時期に大陸との交易拠点として栄えた一支国(いきこく)の王都跡で、弥生時代の大規模環濠集落です。中心部は一支国王都復元公園として整備され、「王の居館」など17棟が復元されています。弥生時代の原風景が広がる園内を歩けば、当時へタイムトリップした気分が味わえます。港付近で最後の食事をしたら、帰路につきましょう。
■スポット情報
原の辻遺跡(はるのつじいせき)
住所:壱岐市芦辺町深江鶴亀触ほか
アクセス:芦辺港から車で約15分
滞在所要時間:60分目安
<帰路へ>
博多港までジェットフォイルで約1時間5分