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潮騒を聞きながら海中温泉三昧が楽しめる島の湯

利尻島(北海道)屋久島(鹿児島県)口永良部島(鹿児島県)硫黄島(鹿児島県)八丈島(東京都)悪石島(鹿児島県)

日本は火山列島であるだけに、全国の温泉地約3000カ所という世界に類を見ない温泉天国。それを凝縮した環境といえるのが、今なお活発な火山活動を続ける国境の島々です。海辺に温泉が湧く島も多く、波音を聞きながら温泉を楽しめるのも離島ならではの贅沢です。

Summery

硫黄島の東温泉

一度は行きたい秘境の絶景露天風呂

三島村・硫黄島の東温泉。ワイルドなロケーションも人気

現在も活発に噴煙を上げる硫黄岳、その麓から湧く天然温泉が東温泉です。目の前には遮るものが何もなく、海や空と一体となるような感覚を楽しめます。酸性度が高く、湯だまりには強酸性の環境を好むバクテリアが棲むため緑色に見えますが、温泉そのものは透明です。酸性なので貴金属類は外して入浴しましょう。脱衣所はなく混浴ですが、水着やタオルを着用しての入浴は可能です。ダイナミックなロケーションと温泉の競演を楽しみましょう。

屋久島の平内海中温泉

干潮時だけ入浴できる平内海中温泉

海岸の自然な窪みに少しだけ手を加えた海中温泉

屋久島の南部・平内地区の海岸の海中に湧き出る温泉は、1日2回、干潮の前後2時間だけが入浴可能な海中温泉です。その希少性と、まるで海に浸かるような体験も他にはないもの。泉質はアルカリ性単純泉で神経痛などに効能があります。下着や水着、タオル着用での入浴は不可ですが、パレオは大丈夫です。男女混浴で脱衣所はありません。確実に入浴するなら事前に気象庁HPで干潮時間をチェックするようにしてください。

口永良部島の西ノ湯

鄙びた雰囲気の海岸端の温泉

温泉は海が目の前のロケーション。 湯上がりも気持ちよく涼める

男性・女性優先がわかれている浴槽もあり、先に誰かいないか声をかけよう

口永良部島の西ノ湯は、野趣満点の混浴温泉。ナトリウム塩化物泉の湯は塩分と鉄分を含んでいるので茶色く、源泉は63度ほどとかなり高め。24時間入浴可能ですが、島民が17時ごろに適温になるよう調節することもあるのでその時間が狙い目です。湯船はあまり深くないので、熱めの湯を半身浴で楽しみ、湯上がりは海原を眺めながらクールダウンもよさそうです。

吐噶喇列島・悪石島の砂蒸し温泉

砂の上に寝転ぶタイプの砂蒸し温泉

敷物1枚あれば気軽に楽しむことができる

吐噶喇列島を形成する十島村にはいくつかの温泉があり、悪石島には砂蒸し温泉があります。砂蒸し温泉といえば身体の上に砂をかける鹿児島県指宿市にある砂むしが有名ですが、悪石島の砂蒸し温泉は、地熱を利用するため毛布やゴザなどを砂場に敷き、その上に横たわって体を温めるというものです。寝転んでいると身体の芯からポカポカと温まってきます。つい寝入ってしまう人もいるそうなので、身体が熱くなりすぎないように気を付けましょう。

利尻島の利尻ふれあい温泉

日本海の夕景と美肌の湯を満喫

露天風呂の目の前に日本海が広がる

利尻島・沓形フェリーターミナルの近くにある「利尻ふれあい温泉」は、源泉かけ流しの温泉と、日本海に面した露天風呂の眺望が自慢です。とりわけ、海原を真っ赤に染めながら沈んでいく夕日の美しさは格別です。炭酸水素を含む温泉は、肌がツルツルになる「美肌の湯」などとして知られています。潮風が心地よい露天風呂で、夕景と名湯を堪能しましょう。

八丈島の町営温泉と足湯

昼夜ともに絶景を楽しめる海ビュー露天風呂

太平洋を一望できる露天風呂が人気

富士火山帯に属する火山島である八丈島には、島内に7つの町営温泉施設が点在しており、太平洋を見渡すパノラマビューの露天風呂など、それぞれ個性豊かな湯を楽しむことができます。昼間の景色も開放感がありますが、夜には満天の星空を眺めながらの湯浴みができます。場所によっては海だけでなく、八丈島灯台や八丈島最南端の小岩戸ヶ鼻(こいわどがはな)も見られます。

クジラが泳ぐ海を見晴らす足湯

八丈島の足湯は無料で利用できる

島の南に位置する藍ヶ江港の高台にある足湯は、太平洋を眼前にしながら足の疲れを癒すことができます。秋~冬には足湯からザトウクジラの姿が目撃されることもあります。1月には海に沈むサンセットの美しい風景とともに、かけ流しの湯を堪能できます。