北海道利尻・礼文エリア
Index
このエリアの魅力
日本百名山の利尻富士に澄み渡った海原、息をのむ大自然の景勝
均整のとれた美しさから“利尻富士”と称される、標高1721mの利尻山。利尻島のシンボルともいえる名峰で、島内のいたるところから、その猛々しくも優美な山容が眺められます。島を巡りながら利尻山の写真を撮っていく「利尻山十六景スタンプラリー(5~10月)」も開催しているので、挑戦してみてはいかがでしょう。一方礼文島には、大海原を一望できる景勝地が点在。なかでも、サハリンを遠望できるスコトン岬、透明度抜群の海が広がる澄海岬が人気です。
高山植物の花畑や神秘的な沼を巡る、感動の絶景トレッキング
固有種を含め、夏には約300種類の高山植物が咲き乱れる“花の浮島”礼文島。可憐な花々を眺めるなら、島内のトレッキングコースを歩いてみましょう。島のほとんどの高山植物がみられる「桃岩展望台コース」など全7コースあり、目的や体力に合わせて選べます。利尻島での自然散策は、姫沼やオタトマリ沼など原生林に囲まれた沼巡りへ。沼周辺には散策路が整備され、利尻山と水面に映る“逆さ利尻山”、深い森が織りなす神秘的な景観が楽しめます。
旨み濃厚なウニに脂がのったホッケ…北の厳しい海が育む海鮮グルメ
利尻・礼文島を代表する味覚と言えば、夏に漁期を迎える「ウニ」。栄養豊富な北の海で良質な昆布を食べて育つウニは、驚きのおいしさ。むきたてを頬張れば、甘みと旨みが口中に広がり、さわやかな海の香りが鼻に抜けます。漁期は地域や品種によって若干異なるので、おでかけ前にご確認ください。そしてもうひとつの島の名物が、脂がのったホッケです。他の産地とはひと味違うホッケを、開きや郷土食のチャンチャン焼きで楽しんでください。
モデルプラン
礼文島の希少な高山植物と出合う2泊3日プラン
トレッキングでの高山植物観賞をメインに、利尻・礼文を満喫するコースです。まずは利尻島を経由して礼文島へ。香深港フェリーターミナルからスタートできる全長約7.1kmの「桃岩展望台コース」トレイルで、青い海と利尻山をバックに広がる、高山植物の花畑を楽しみましょう。トレイル終点からは香深港行きのバスが出ているので、戻りも安心。翌日はレンタカーを利用して「金田ノ岬」や「スコトン岬」など、絶景の岬巡りへ出かけてみては。
利尻山でダイナミックな登山を楽しむ2泊3日プラン
日本百名山に挙げられる利尻山は、登山愛好家にとって憧れの山です。登山の前に礼文島観光を楽しんでから利尻島へ。利尻山登山は中級者向けの「鴛泊コース」と上級者向けの「沓形コース」があります。いずれも所要10時間越えのハードなコースですが、天気がよければ山頂から360度の大パノラマを堪能することもできます。事前の下調べや準備を万全にしてアタックしましょう。もう少しお手軽に利尻を満喫するなら、自転車での島一周サイクリングもおすすめです。
主なアクセス
羽田空港・新千歳空港・札幌丘珠空港から利尻島へ
- 1ANA・ADO/羽田~新千歳~利尻約2時間30分/1日1便(乗り継ぎ含まず・夏期のみ運航)
- 2ANA/新千歳~利尻約50分/1日1便(夏期のみ運航)
- 時刻表など詳細:
- 3JAL・HAC/札幌丘珠~利尻約55分/1日1便(夏期は増便あり)
- 時刻表など詳細:
稚内港から礼文島・利尻島へ
- 4ハートランドフェリー/稚内港‐礼文島香深港約1時間55分/1日約3便
- 5ハートランドフェリー/稚内港~鴛泊港(利尻島)約1時間40分/1日約3便
- 時刻表など詳細:
礼文島と利尻島間の移動
- 6ハートランドフェリー/香深港(礼文島)~鴛泊港(利尻島)約45分/1日1便
- 7ハートランドフェリー/香深港(礼文島)‐沓形港(利尻島)約40分/1日1便(夏期のみ運航)
- 時刻表など詳細:
旅のヒント
それぞれ、あるいは2島巡りに何泊必要?
アクセスや島内移動のコツ
2島とも路線バスが運行していますが、本数は多くなく、またバス停も限られているため、効率的に観光地を巡るならレンタカー利用がベスト。ただハイシーズンが混みあうので、早めに予約をしておきましょう。利尻島はサイクリングロードが整備されており、レンタサイクルで巡るのもおすすめです。